住友大阪セメントの会社概要・評判
★住友大阪セメントについてご紹介します。
住友大阪セメントは、明治40年11月29日に設立された歴史あるセメントメーカーです。現在の代表取締役社長は、関根福一で、資本金は416億円、従業員数は約1,200人の大企業です。本社は東京で、研究所は千葉と大阪にあります。支店と営業所は、全国主要都市を中心に14ヶ所あります。そのほか、工場や海外事業所も所有しています。
単月売上高は1,503億円、連結売上高は2,351億円で、そのうちセメント事業が約78%を占めています。このように、橋や道路、ビル、学校などを作る上で欠かせないセメントが主な事業で、そのシェアは国内第3位を誇ります。セメントの製造においては、多くの産業廃棄物を引き取って、再びセメントの原燃料として再資源化するなどの環境保全活動にも力を入れており、そのセメントリサイクルによって、循環型社会の実現を目指しています。
セメント事業以外にも、鉱産品や建材事業、ITインフラとして光電子事業なども行っています。最近では、ナノ粒子の研究開発によって、独自の新素材を生み出し、半導体や自動車などの新たな分野へも進出しています。このように、住友大阪セメントは日本のインフラを支える優良な企業です。
★住友大阪セメントの会社概要と事業内容
住友大阪セメントは、1994年に大阪セメント株式会社と住友セメント株式会社が合併して設立された日本のセメントメーカーです。地球環境に配慮し、たゆまない技術開発と多様な事業活動を通じて、豊かな社会の維持・発展に貢献する企業グループをめざし、これを企業理念として掲げています。本社を東京都千代田区に置き、資本金416億円で設立されました。セメント販売は、太平洋セメント、宇部三菱セメントに次いで国内3位の実績で、住友グループ広報委員会にも参加する企業の1つです。現在では、日本の各地に事業拠点を置き、中国上海にも海外事務所を設置しています。
事業内容としては、セメント関連、鉱産品関連、建材関連、光電子関連、新材料関連などがあげられ、その他にもソフトウェア開発や、不動産賃貸、エンジニアリングなどを行っています。住友大阪セメントグループは常に独創技術の開発を基本理念として、主力事業であるセメント・コンクリートの研究開発はもちろんのこと、新規事業である光電子・新材料分野における研究開発を、幅広く積極的に行っています。また、セメント業界の役割ともいえる、廃棄物・副産物を積極的に受け入れ、循環型社会の構築に貢献しています。
★住友大阪セメントは環境問題に取り組む事でも評判
住友大阪セメントは明治40年11月創業からセメントの製造、供給を行い日本社会のインフラ整備に数多く携わってきた会社です。創業から百余年一貫してセメント事業を行い、現在はそのセメント事業のノウハウから派生した鉱産品事業、建材事業、光電子事業といった多くの事業を展開し、日本中でその技術が活かされています。
これらの事業はただ生み出すだけではなく、廃棄処分される運命であった多くの産業廃棄物へも光が当てられ、他業者や自治体などから輩出されている産業廃棄物や副産物の受け入れ処理が行なわれています。近年、適切な処理が行われずに問題となっている産業廃棄物を住友大阪セメントでは排出業者の信頼を裏切ることなく法律によって定められた方法によって処理を行い、セメント原燃料化リサイクルなどで環境に対しての負荷の軽減に努めています。廃油や廃プラスチックなどをセメント製造の燃料に使用して資源の枯渇問題を解消するばかりではなく、原燃料として使用された後にもセメントの材料にするなど有効利用がなされ、効率のよいリサイクルが行われる事で循環型社会への貢献が行われています。
ただ生み出すだけではなく、資源の循環をも考え未来を見据えた企業努力は、これからも日本の成長に深くかかわり、評判の高い技術が次々と活かされてくるのではないでしょうか。