★黒崎播磨の会社概要からわかる事業の詳細と社会貢献
黒崎播磨は1918年10月14日設立のファインセラミックや耐火物の製造など法人で東証取引所1部上場企業です。事業内容のひとつ耐火物関連事業では、数千百度に耐えられる素材を高品質で作りあげ、耐火物に関しては業界でも国内トッブレベルを誇っています。
またセラミック事業では長年の歴史で培ってきた知識を生か、セラミック事業を展開しています。セラミックはこれから高い頻度で将来性のある最先端新素材とも言われています。その他にも断熱材、雰囲気ガス用触媒なども手掛けています。
黒崎播磨の会社概要からは長年の知識から生まれた様々な研究開発記録がわかります。「世界一の顧客価値の実現」という目標を持ち社員一丸となって今の大企業に成長したと言えます。研究開発には相応の力を入れており、研究員や関係した部署を交えて勉強会などを定期的に開催し、さらに社員も積極的に研究開発へ参加させています。このことは業界トップの技術レベルの位置を守り続けているひとつとも言えます。また黒崎播磨は社会環境にも大変貢献しています。地球環境保全委員会を立ち上げ組織的に取り組みを実施、さらにISO14001の取得や環境報告書も提出も徹底しています。

★黒崎播磨の設立の流れと事業内容について
黒崎播磨の前身は1916年に設立された「九州耐火煉瓦」で、1918年に社名が黒崎窯業となりました。1949年に東証に株式を上場し、2000年のハリマセラミックスとの合併で、商号が黒崎播磨となりました。事業所は国内各地のほか、台湾やインドなどにもあります。
事業内容の柱は耐火物関連事業とセラミック事業です。耐火物事業では、製鉄用やガラス用などの炉で使われる高熱に耐える素材を開発しています。特に鉄鋼炉において、その高い技術力が評価されており、関連するエンジニアリングと併せて、鉄鋼業界には欠かせない存在となっています。セラミックス事業では、長年培ってきた耐火技術や製造技術などを基に、各分野のニーズに適した材料の開発と提供を行っています。鉄鋼産業はもとより、自動車産業、電気産業分野など、得意の精密加工技術、精密測定技術を駆使してセラミック製品を生み出しています。今後はエネルギーや情報分野でもセラミックの需要が高まると予想されるので、さらに研究開発に力を入れていく予定です。
環境に配慮した取り組みとしては、ダイオキシンを発生を抑えた焼却炉や溶融炉の製造に係わるなどしています。また、高性能断熱材により燃料電池などの開発にも貢献しています。

★黒崎播磨の歩みと近年の社会貢献について。
黒崎播磨は1918年の10月に設立された耐火物やファインセラミックスの製造・販売を行なっている企業です。「より良く、より早く、より安く」を設立当初からの理念として掲げ、以来、日本国内の鉄鋼業などの基幹産業を支える重要な役割を担っています。特に主力の耐火物事業に関しては国内大手として牽引し、日本各地に工場を構えています。1985年4月より立ち上げられたファインセラミックス事業では、耐火性のみならず耐食・耐摩耗にも優れた新素材を開発し、生活空間や自然との調和など近年の多様なニーズに応えられるよう研究と開発、提案を行なっています。1995年4月からは中国に進出し、以降は海外に目を向けた事業活動や合併・子会社化を進めています。
また、近年の環境問題に対するグループ全体の方針として、環境保全活動や改善等に積極的に取り組んでいます。耐火物及びファインセラミックスの製造ノウハウをいかし、循環型社会の実現に向けた製品の省エネ化やリサイクル運動で評判を集めています。周辺地域の清掃活動や、地元の祭りにも積極的に参加し、グループ全体で社会貢献活動にも取り組んでおり、設立以降、時代にあった事業形態を提案しています。