日東紡績の会社概要・評判
★繊維だけでない、日東紡績の事業
日東紡績は1918年4月22日設立の日本屈伸の大手繊維メーカーです。本店所在地を福島県に置き、本部機能は東京の千代田区にあります。会社概要では繊維メーカーで名強い日東紡績ですが、不動産事業や清涼飲料水の製造販売など幅広く事業を広げていることがわかります。
主力の繊維製造に関しては独自の技術で消費者の求める製品を提供しています。誰もが認める高品質の繊維は長く消費者に愛されて、50年以上も売れ続ける製品もあります。またガラス繊維メーカーとしての名も高い日東紡績ではグラスファイバー事業部門を設け、高技術による製品は業界でもトップを維持しています。ユニットバスなど身近なものにも多く使われています。
繊維関連製造はもとより、幅広く事業を展開しており、医療事業や清涼飲料水の製造販売も手掛けています。またグリーンビジネスという安全性を考えた野菜作りにも参入しています。安定的また持続的に人と環境に貢献するための活動を行っっており、自社の植物工場でトマトなど青果物栽培もおこなっています。オランダのロックウォール社と提携し独自の栽培で野菜をつくる世界各国でも利用されている方法、販売を日本国内において独占販売権を取得しています。またオリジナルのブランド「新鮮野菜」として最新の設備で管理した野菜を生産、出荷しています。
★日東紡績株式会社の事業内容
日東紡績は、1898年に郡山絹糸紡績株式会社の設立を起源とします。その後、1938年グラスファイバーの工業化、1949年グラスウールの製造開始、これらは共に日本では最初に実行した会社です。現在の本店所在地は福島県福島市です。紡績大手からガラス繊維関連や建材製造などに重点を置くことで、現在の事業内容は売り上げの8割が非繊維事業によるものになっています。グラスファイバー事業では日本トップクラスで、代表的なものとしてドーム型球場やサッカースタジアムの天幕部分での使用があります。身近な例としては、ユニットバスや高気密・高断熱住宅にもグラスウールなどのガラス繊維が使用されています。
紡績業の他に、企業の資産を有効活用することで地域社会への貢献も積極的に成しています。旧工場の一部をゴルフ練習場や総合スポーツクラブにするとこで、地域の方々に健康維持・交流の場として活用していただいています。グリーンビジネスとして、玄武岩を主原料とする高品質の人工栽培地の販売や、長い歴史で培われた高度な環境制御技術を利用して生鮮野菜の栽培も行っています。最新設備で育成状態を管理することで安定した生産を目標としたものです。
★現在は非繊維事業も評判の日東紡績
日東紡績は国内の大手繊維メーカーです。本店所在地は福島県福島市、本部所在地は東京都千代田区にあります。設立は古く大正時代からある会社で、太平洋戦争前に政府の方針によって紡績会社が統合された時の、日本の大手紡績会社十社の内の一つでもあります。しかし、現在では純粋な繊維事業よりも非繊維事業の方が多くの売り上げを占めている会社です。特にガラス繊維メーカーとしては、国内で初めてグラスファイバーの工業化に成功した、日本でも有数の技術力を持つ会社だと言えます。
日東紡績の繊維事業としては、レディース衣料業界で評判の良い接着芯地「ダンレーヌ」やストレッチ素材として名高い二重構造糸の「C・S・Y」などが代表的なものとなります。また、五十年以上にも渡るロングセラーの日東紡ふきんは多くの方が触れたことがあるはずです。ガラス繊維事業に関しては、電子機器の精密素材としての用途や住宅用断熱材などの多方面に広く用いられ、その技術力から高い評価を受けています。
日東紡績は多くの子会社を持っていて、多方面の事業展開をしている会社でもあります。ニットーボーメディカルで医薬事業を、ニットービバレッジで清涼飲料水の生産販売を行っています。