伊藤與朗氏の略歴

リゾートトラストという会社をご存知だろうか。リゾートトラストは自身でも会員制リゾートホテル「エクシブ(XIV)」やシティホテルを経営し、また平成不況下(失われた10年)を中心に大型のリゾート施設を建設してしまったり、バブル崩壊によって破綻してしまった企業を買収するなどして規模を拡大している会社である。日本の会員制リゾートでのシェアはトップを誇り、その売り上げも日経MJのサービス業総合調査によると19年連続No.1とされている。そしてその現在経営責任者(CEO)であり、代表取締役会長が伊藤與朗である。

伊藤與朗は、他のホテル会社が大型リゾート建設などに取り組む間、新しいホテルを建てることはしなかった。彼はこの失われた10年やバブル崩壊の時期を振り返り「景気のいい時期はうまい話が多くある。しかし実際はその多くが借金を伴うものであり、うちはそれに乗らなかったから生き残っている」という旨のことを話している。そして彼はこういったホテルの再生を行うことで会員制リゾートホテルのトップシェアを誇ることが出来ているのだ。もちろん苦しい時期も有ったが彼は社の「総合力」を重視し、企画力だけではなく、他の経営面でも一流である為に大手の観光会社や保険会社からの人材を積極的に受け入れていた。これが彼の成功の鍵である。

経営にあたり様々な名言を残す 伊藤與朗氏

伊藤與朗氏は株式会社リゾートトラストの代表取締役を就任されている人です。リゾートトラストというのは会員制リゾートホテルであったり、シティホテルを運営している会社の一つです。現在リゾート会員権のシェアでは日本でトップなのだそうで、サービス企業総合調査という調査では19年連続で1位を獲得しています。この企業のすごいところは1991年から2002年までのいわゆる失われた10年と呼ばれるここ最近で最も企業発展の低迷が続いていた時期にあえて次々と大型リゾート地を建設したり、経営破たんしたリゾート地を買収して再生に成功させているところにあります。

さて、そんなリゾートトラストの出意表取締役の伊藤與朗司ですが、経営に当たっては色々な名言を残されています。伊藤與朗氏が言うには、日本では深刻なデフレといわれ、経営破たんしている企業が相次いでいますが、経営破たんする原因は30年前の苦労を知らない人間が経営者となり、バブル時代に身の程をわきまえない経営を行ったツケが廻ってきたのだとしています。例えば本来東京にドーム球場なんかを経営したところで採算が取れるわけではないと氏はおっしゃっています。このように危機感が乏しく身の丈を越えた経営をすれば破綻するのは目に見えていると氏は警鐘を鳴らしています。

伊藤與朗氏を姓名判断

伊藤與朗(いとうよしろう)氏は、会員制リゾート運営の大手企業、リゾートトラスト(株)の会長です。この企業は、主に会員権事業、ホテルレストラン事業、ゴルフ事業を展開しています。また、近年は顧客の豊かな人生をより一層手厚くサポートするメディカル事業にも力を注ぎ、成果を上げています。企業活動だけでなく、東日本大震災の復興支援や、環境問題への取り組みにも携わっています。まさに企業理念である「新天地開拓」を実践している企業と言えます。創業者である伊藤與朗氏は、初島クラブなど、破たんしたリゾートクラブを次々と再生させてきた実績のある人物です。

そのような新しい挑戦を続けてきた会長を、姓名判断の観点から分析してみました。やはり「頭脳明晰」と出ています。大企業を築き上げるような人物ですから、賢いことは間違いありません。さらに、財運が強い姓です。無一文からでも富豪に成り上がれる運命にあります。これも納得の結果です。しかし、「事業家向きでないが、思慮深く温和」とも出ています。事業家にも色々なタイプがいますので、部下をグイグイ引っ張っていくよりも、皆で協力して会社を盛り上げていくタイプに当てはまるようです。また、「誠実で信頼され、顧問や相談役の立場が良い」とのことです。姓名判断によれば、会長という立場が合っているということになります。