★ガラスは一体どのように出来ているか。
オハラはガラスを専門とした備品を製造する会社として2015年まで歩んできています。会社概要として、どのような製品を扱っているのかというと、光学製品、エレクトロニクス製品、計測サービスを行うなど大手企業からも備品を取り寄せられて、オハラ無くて企業の物づくり発展には欠かせない物として認識されています。
会社としての歴史は1935年10月1日に設立、時計に付けられているガラスレンズを最初に製造してから会社の歴史が始まり、大手の時計メーカーのガラス製品を今までも変わりなく製造続けています。時計に限らず、戦時中もレーダーなど武器に使用可能な備品の製造にも携わっており、レーダーの性能機能の改良を何度も行ってきた歴史があります。戦後は会社自体に武器の需要が激減していったんは危機になりますが、装飾用のグリスタルガラスに製造を切り替えた事がそうして今の製造を続けています。2015年時点でも、光学製品以外にも半導体製造装置、ハードディスク基板など大手企業の一部品として活躍しています。オハラはガラス製品の会社として、さらなる改良も研究しています。ゼロ膨張ガラス、低膨張ガラスは年々変化が少ないようなモノ作り、質を目指して日々研究員は奮闘しています。

★株式会社オハラの事業内容について
株式会社オハラの所在地は神奈川県相模原市中央区小山で京王相模原線の橋本駅を下車し、タクシーを使って5分で行くことができます。会社設立年は1935年10月1日です。資本金は58億5千5百万円で従業員数は430名です。事業内容は光製品、エレクトロニクス製品の開発・製造・販売や専門的な計測サービスを行っています。まず、光製品の中でも光学ガラスについて紹介します。
まず、光学ガラスとはカメラや望遠鏡、顕微鏡のレンズに使用されるガラスで、窓などに使用される普通のガラスと比べて透明度が高く、ムラがない特別なガラスです。光学ガラスを製造するためには次のような製造工程があります。まずランタン、シリカ、ホウ酸などを精密な分量で混ぜて、1,000度以上の高温でドロドロに溶かし、その後、水に入れて冷やします。この工程で光学ガラスを作るための材料を製造しています。溶かしたガラスを水で冷やすと小さなガラスの粒になります。このような屈折率の違うガラスの粒を何種類も作成し、作成したガラスの粒を再度混ぜ合わせ、溶かして冷やし、目的の屈折率を持つ光学ガラスを製造していきます。このように株式会社オハラは高い技術力を持っていて、様々な種類の光学ガラスの中から129種類を厳選して製造・販売を行っています。

★環境への配慮が評判の光学ガラスのトップ企業、オハラ
株式会社オハラは、1935年創業の光学ガラス専門のメーカーで、光学ガラスの業界ではトップシェアの地位を獲得しています。光学ガラスと聞いてもピンと来ない人もいるかと思いますが、デジタルカメラや液晶プロジェクター、顕微鏡、天体望遠鏡などさまざまな私たちの身近な物に使われています。光学ガラスに要求される製品の精度と均質性は素晴らしく、設計要件を満たしたばらつきのない光学ガラスを提供しています。
光学材料特性の受託測定や分析なども行っており、測定や分析の技術は高くとても評判の良い企業です。
また、オハラは、地球環境保護にも力を入れており、光学ガラスのエコ化を行っています。1998年には英国ロイドレジスター社の本審査もクリアしており、この分野では日本で初のISO9001の認証を得ています。「持続可能な開発」という国際的理念のもと、オハラでは、企業活動と環境の調和を最重要課題としており、国際規格に沿った環境マネジメントシステムを全社員一丸となって作り上げています。「光」をベースとした事業と「エレクトロニクス」事業に加え、新しく「環境・エネルギー」分野に進出し、地球環境をより良くしていこうというと貢献していくことを目指している評判の企業です。