★日本電気硝子の会社概要を知ろう
日本電気硝子の会社概要は、1944年に設立され、滋賀県大津市に本社があります。本社がある大津をはじめ、滋賀県内にいくつか事業所があります。事業としては、特殊ガラス製品の製造・販売を行っていて、またガラス製品を作るための機械も製造・販売しています。新聞やラジオなどで広告を出していて、広告を通じてガラスの魅力を伝えています。
日本電気硝子は電子部品や情報機材に使用するガラスを製造しています。みなさんがよく使うテレビのディスプレイもこの会社で製造していて、液晶ディスプレイ用や有機ELディスプレイ用などがあります。太陽光発電パネルの基板ガラスや反射誘電体ミラーの製造もおこなっていて、太陽光発電の分野でも活躍しています。これらのほかに様々なガラス製品を製造していて、建築用の製品であれば住宅用のほかに特定防火設備用や放射線遮蔽用などがあります。また、照明用のガラスをはじめ、医薬品や化学物質の研究に使うガラス製品、魔法瓶用のガラスなど、ガラス製品を幅広く扱っています。
1965年、ブラウン管テレビ用のガラスを製造し始めたのを機に、テレビ産業の発展と同時に成長してきました。1990年からは、海外進出を行うようになり、欧米や中国などにグループ会社を設立しました。

★日本電気硝子株式会社の事業内容
日本電気硝子株式会社は、滋賀県大津市に本社を構えているガラスをメインに扱うメーカーです。会社は1949年に設立され、資本金は321億円であり、東証一部に上場しています。
事業内容としては、特殊ガラスの製造や販売だけにとどまらず、ガラス製造設備の製作や販売までも手掛けており、売上高は連結ベースで2500億円規模の収益を上げています。
メイン事業のガラス製造においては、電子情報分野で用いられる特殊ガラスと、建築材料などに用いられる一般系ガラスに分けられ、特に液晶パネル用のガラス基板の製造においては、世界有数のシェアを誇っています。近年の主力製品としては、液晶テレビ用のガラス基板や、太陽光発電パネル用の製品、LED照明用の製品など、省エネルギーに関連する事業において売り上げの比率が高くなっている状況です。また、ガラスファイバーに関しては、添加することでコンクリート強度の向上が図れたり、防水材の補強材として昔から利用されているなど、住宅や建築材料としての存在感も無視できません。ガラスという素材の可能性を極限まで高めながら、新たなビジネス分野への活用やイノベーションのために、日夜技術研究もなされています。

★評判の高い日本電気硝子のFPD用基盤ガラス
日本電気硝子は1949年創業から半世紀を越えたガラス生産技術を活かして日本社会に貢献し、世界最高水準のモノづくりを世界各国に提供し続けている会社です。
昭和の高度成長期時代にはブラウン管用ガラス事業に進出し、平面ディスプレイが台頭し始めた90年代後半にはPDP用基盤ガラスやLCD用基盤ガラスの生産を開始、今日のフラットパネルディスプレイ(FPD)市場においてFPD用基盤ガラスの大型化や高品質化、薄型化などで次世代ディスプレイやエネルギー、新照明の他、医療分野においては理化学器具のみならず医療従事者を被爆から守りながらもクリアな視界で正確な診断が行える放射性遮蔽ガラスなどを開発、評判の高い技術が様々な分野で幅広く利用されています。また、省エネ照明の光源としての利用が広がるLEDの問題点となっているその拡散性や熱による火度の高い超薄型ガラスの分野においては、熱、水に強く、透明で曲がらないガラスの常識を打ち破る、様々な形状に加工が可能なしなやかさを持ったG-Leafを開発、フレキシブルディスプレイや有機LED照明などへの用途に向けた取り組みが行われ、今後の通信機器や航空宇宙分野への貢献も期待されています。